いったいどうして、学校の校門はあんなに重たい鉄の塊でできているのでしょうか?
私は小学校や中学校の時、高校生の時でさえ、あの校門を空けたり閉めたりすることが怖くてたまりませんでした。
うっかりすれば、手をはさんだり足を挟んで、潰されてしまうかもしれない!
そんな恐怖感がありました。
現実に、なんの罪もない健やかな女学生が、教師によって、あの冷たく重たい校門とコンクリートに頭を挟まれて、即死したわけです。
どうして、あんなに重たい校門が必要なのでしょうか?
ああいった凄惨な事件があったのに、なぜ校門のデザインの見直しをしないのでしょう?
悪党が入るから?
そんな連中が、その気になれば、簡単に乗り越えて侵入して来るのは目に見えてますよね。
要は、学校側に「より安全な学校に」といった気持ちや誠意がない証拠だと感じます。
むしろ何かあった際に「わたくしどもは、校門とフェンスによって、生徒をお守りしておりましたつもりでございます」などと、責任逃れの弁の為にあるのじゃないか?とさえ思えます。
池田小学校で、宅間という人物が、自殺の道連れとして、構内に刃物を持って侵入し、多くの生徒を殺傷した事件がありました。
あの校門は、あの事件の際に、いったい何かの役に立ったと言うのでしょうか?
校庭に逃げても、フェンスに取り囲まれ、命がけの鬼ごっこになっただけですよね。
「生徒を殺傷し、自分は死刑になりたい」
そんな異常者はどんなことをしてでも、校庭に入り込むでしょう。
防ぎようがあるのでしょうか?
それならば、いっそのこと、学校に校門やフェンスなど無い方が、イザという時に生徒達がよっぽど逃げやすくて安全だとわたくし個人は考えます。
少なくとも、そういった事件があるにも関わらず、校門やフェンスの見直しがなされていないこと、それ自体に大きな疑問を感じます。
例えば外からは空かないけれど、内側からは簡単に開くフェンスなんて簡単に設計できますよね?
いったいあの、冷たくて重たい校門や、校庭を取り囲むフェンスは何の役に立つのでしょう?
なんの為に設置してあるのでしょう?
はなはだ疑問でなりません。
合掌・・・・・・・
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